投稿日: Sep 04, 2011 9:29:54 PM
坂次健司講師のガイドによるウォーキングツアー『シティを歩けば世界がみえる』の第5弾(東南編)が開催されました。シティを知り尽くした坂次講師ならではの秘蔵スポットの紹介もあり、約40名の参加者から何度も感嘆の声が上がりました。ツアー後の懇親会もにぎやかに盛り上がりました。
また参加者より、東日本大震災の救援金として£178.81の募金を頂きました。ありがとうございます。
当日のツアーの写真も併せて以下に掲載いたします。
次回のイベント会、勉強会への会員の皆様のご参加をお待ちしています。
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コース概略
1666年のロンドン大火の記念塔を出発して、ロンドン大火や第二次世界大戦の空襲から立ち直った教会や公園、建築物、さらには日記で有名なサミュエル・ピープスの所縁の地を訪ねました。 後半は“父なるテムズ河”の散策道を歩きながら、河沿いの歴史とその発展動向、テムズ河の自然環境保護についてなど興味深い話が満載でした。
出発: モニュメント駅 ロンドン大火記念塔前広場
1) The Monument
2) Pudding Lane
3) Watermen’s & Lightermen’s Hall
4) St Margaret Pattens
5) St Dunstan in the East
6) Minster Court
7) All Hallows Staining
8) St Olave Hart Street
9) Seething Lane
10) All Hallows by the Tower
11) Sugar Quay
12) Billingsgate
13) Original London Bridge
14) Steelyard
15) Queenhythe
散策のみどころ:
①“大火記念塔”は何故この場所に建てられたのか?
②ロンドン大火の出火場所は、あの甘いプリン?
③1780年以来、230年以上変わらないジョージアン建築です
④見上げれば、坂の上の雲の尖塔。ハイヒールとの関係?
⑤その美しさに絶句、シティの秘境、楽園です
⑥ポストモダン・ゴシック建築。隣の中世ゴシック教会と見比べて
⑦エリザベス1世もこの教会の鐘を聞きました
⑧ディケンズの小説に登場、ロンドン・ペスト最初の犠牲者も眠っています
⑨ピープスが隠したワインとパルメザンチーズはどこ?
⑩675年(サクソン時代)から存在する教会。ペンシルバニア州との関係?
⑪砂糖はSweet Business、テート美術館との甘い関係?
⑫19世紀世界最大の魚市場、日本橋魚河岸より大きかった
⑬ローマ時代から中世にかけての旧ロンドン橋はここに在り
⑭ハンザ商人の自由特区。さお秤の語源はここ
⑮ローマ時代からの穀物輸入港、ヘンリーI世の娘が管轄
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